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牧場オーナーに

3年程前、23年間を過ごしたニューヨーク近辺を引き払いこの地を終の棲家と定め引っ越してきた。何時でも何処でもカウボーイハットとブーツの違和感がない、そして今だ古きよき西部の香りがする所だったらどこでもよかった。でも正直以前よりテキサスの片田舎のイメージをずっと抱き続けてきた。“将来は田舎の牧場を買ってそこで牛や馬を飼ってノンビリ暮らそうや”嫁さんと出会った時に交わした約束もなんとか実現出来た。

130エーカー程の私の牧場なんかテキサス流に言うと猫の額ほどの広さ。(130エーカーというと日本的には大体16万坪前後、ちなみにアメリカ西部では500エーカー以上ないと牧畜を生業とする牧場とは言えないらしい。)従ってあくまで趣味の域を出ないのだが、こういった類は GENTLEMAN RANCHと言って朝夕モウさん達がのんびり草を食う牧歌的な風景が見られれば事足れりというのが実体のようである。

引っ越してから半年程は後継者への引き継ぎもありテキサスーニューヨーク間を往復する生活が続いたが、やがて会社人生ともすっぱり縁を切り、毎日自然や動物達と対座する生活が始まった。肉牛の飼育は初めての挑戦だが半ば遊びとは言え赤字経営だけは避けなければならず目下大いに勉強中である。

生き物を相手にしていく限り生涯現役ということになるが、実際のところ世話をやくものや熱中するものがあることは喜ぶべき事なのかも知れない。まさに人生意気に感ず、これからは、やりたい事、好きな事しかしないことにした。それにしてもここにきて再び牧場に帰って毎日ジョンウエインになれるとは。。。。。少年の頃の夢は今も健在である。

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